Dufftown(2)

Balvenie Distillery(29 Oct 2001)

Balvenie蒸留所は1892年にGlenfiddich蒸留所の姉妹蒸留所として北側に造られた。材料をGlen Fiddichと同じにしながらその製法はフロアモルティングやピートを使用する伝統的な手法を守り、全くタイプの違うウィスキーを作り出す。
Glenfiddichで成功を収めたGrant Familyが将来を見越して別タイプのシングルモルトを造ることを考えたのならば、先見の明があったと感心させられる。
最近は一般にも公開され、ツアーにも参加できる。再度訪れたい蒸留所の一つだ。

Balvenie蒸溜所のウィスキー

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Balvenie Castle(29 Oct 2001)

Dufftownの北側の小高い丘の上に建つBalvenie Castleは古くはRobert de Bruceと王位を争ったComyn家の居城であった。当時のEngland王、Long Shank-Edward1世(William Wallaceの宿敵)も訪れている。その後、何人かの権力者の居城となり、その時代に合わせて改築された。
1562年9月にメアリー女王が訪れ、2泊したというのがこの城唯一の栄誉だが、女王側は当時の領主、Stewart家を威圧するために立ち寄ったとされる。
18世紀に入り、時代と共に変化する生活様式が城を改造するよりもどこか別の場所へ邸宅を新築したほうが容易と判断され、1724年にこの城は見捨てられた。1929年より国の保護下に置かれ、現在はHistoric Scotlandが管理している。