Convalmore Distillery(29 Oct 2001)
Dufftownの北側の町外れにあるConvalmore蒸留所は1894年のウィスキーブームの時に建てられた。この時期に建てられた蒸留所らしく、鉄道のすぐ横にある。しかしその後の不況、火事、新しい試みとして連続式蒸留器の導入などいろいろな出来事があり、最終的に1985年に閉鎖された。
名前の由来となったConvalhillはDufftownの西側に広がる丘陵地で、Dufftownにある蒸留所の多くがそこの泉から水を引いている。しかしその名前のついた蒸留所が無残な姿を残しているのは何とも心が痛む。現在の所有は南に隣接するGlenfiddich、Balvenieを持つWilliam Grant & Son社。復活させてくれないかとかすかな期待をしている。
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Edinburgh(1)
Abbeyhill Distillery(24 September 2005)
古くからスコットランドの政治、文化の中心であるEdinburgh。今までに8ヶ所の蒸留所が存在したが1つのグレーン蒸留所を除き、すべて閉鎖されている。特にモルトウィスキー蒸留所は19世紀末までにほとんどが閉鎖された。都市部ではなかなか蒸留所の存続は難しいようでAberdeenやGlasgowもすべて無くなっている。
Abbeyhill蒸留所は1820年に現在のWaverley Stationの約500m東に建てられたが1852年頃には既に閉鎖されていた、非常に短命な蒸留所だった。その後、エール醸造所として利用された建物は現在も蒸留所がそこにあった事を主張するように残っている。
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Falkirk(1)
Rosebank Distillery(22 September 2005)
StiringからFalkirkへはバスで30分程。そろそろ到着かなと思ったとき、高い煙突と蒸留所らしき建物が見えてきた。でも何か様子がおかしい。バスを降りて戻ってみると取り壊し工事の真っ最中だった。よく写真で見た道路脇のウァームタブは取り外され、スティルからのパイプが残っているのみ。
“ひょっとして建替え工事中・・・なわけないか”
めったにない、貴重なタイミングだったができれば見たくなかった風景でもある。”Rosebank”の名前は道路の向かい側にあるレストランに引き継がれたようだけど、また一つ歴史ある貴重な蒸留所が消滅したことになる。
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Linlithgow(1)
St.Magdalene Distillery(22 September 2005)
Linlithgowのバス停から東へ少し歩いた住宅地にSt.Magdalene蒸留所の建物が集合住宅として残っている。ここは跡地を住宅地として再開発したらしいがキルンとモルトバーンの建物がうまく改造されて人が住めるようになっている。
古い建物を使い続ける英国の人々も蒸留所の土地と建物は持て余すようで閉鎖された蒸留所は再開発のため、完全に取り壊されることが多いように思う。St.Magdalene蒸留所は幸運な形で我々にその姿を今でも見せてくれている。
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Brora(1)
Brora Distillery(7 May 2003)
スコットランドの北ハイランド地方には個性的な蒸留所が多く存在する、個人的にも好きな地域。その中でもお気に入りは Clynelish、そしてBrora。操業再開をかすかに期待してBrora蒸留所を訪れたのだが・・・二度と火は入らないだろうと確信するだけに終わった。それならば自分にできることは今ある姿を精一杯撮るしかない。空を見上げれば私の気持ちを察するかのような曇り空だった。
There are some unique distilleries in the north of Highland, Scotland. Malt whisky of Northern Highland is my favorite. Especially, I love Clynelish and Brora. I went to Brora Distillery with a little expectation of reopen. But I understood that it wouldn’t start making whisky again. Things I can do was nothing except taking photographs. Sky was so cloudy as if it was expressed a state of mind.