Blair Athol Distillery(20 September 2005)
ヴィクトリア女王のお気に入りだった町、Pitlochryのメインストリートを南に下った町外れにあるBlair Athol蒸留所。古い建物はツタで覆われ、緑の美しい蒸留所となっている。1798年に創業された蒸留所は最古の蒸留所の1つ。現在はBell’sのプレゼンテーションセンターの役割も持つVisitor Centreがあり、見学者を広く受け入れている。Shopで販売しているBell’sの蒸留所限定ラベルがおみやげに最適。
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Lagavulin(1)
Lagavulin Distillery(23 April 2004)
Lagavulinの蒸留所ツアーは午前と午後の1回ずつ。午前中にArdbegのツアーに参加した私は14:30のツアーに申し込んだ。Port Ellenへ向かう最終のバスは16:30なので十分間に合うだろう。前日にLaphroaigから約2kmを歩いて帰ったので今日はバスで帰りたい。
ところが予想以上に時間がかかり、試飲や買い物を終え、蒸留所を出たのが16:20。私は非常に迷っていた。このままバス停でバスを待つか、最終のバスをあきらめて写真を撮りに行くか。湾を挟んだ対岸に古城跡が見える。ここから蒸留所を撮れば絶対にいい写真が撮れる。でも今日はバスで帰りたい・・・
“いや、アマチュアとはいえ、私はカメラマン。シャッターチャンスは一生に一度。”
と自分に言い聞かせ、古城跡へと向かった私の横を反対方向に走り去るバス・・・
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Wick(1)
Pulteney Distillery(6 May 2003)
スコットランドで英国本島最北端の蒸留所、PulteneyはWickのPulteney Townと呼ばれる現在の中心地から少し離れた古くからの町にある。この蒸留所の特徴はポットスティルの形。ウォッシュスティルは非常に個性的な形状をしている。これを見ると設計者はちょっと頑固な(ひねくれた?)性格の人だろうと想像してしまう。
the most northerly distillery on the Scottish mainland, Pulteney Distillery lies in Pulteney Town, Wick. Their pot still is very unique shape. I think the desinger of pot still is really obstinacy (or prejudiced?) when I see the pot still.
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Dufftown(1)
Glenfiddich Distillery(29 Oct 2001)
緑の三角形のボトルに鹿のマークが印象的な、世界でもっとも飲まれているシングルモルトウィスキーを造るGlenfiddich蒸留所は、Dufftownの北の町外れにある。創業者がMortlach蒸留所から独立し、1887年に創業された蒸留所は1960年にシングルモルトの販売を開始した。当時としては画期的なことでウィスキーの歴史上、重要な位置にある蒸留所でもある。Dufftownに3蒸留所を経営し、拠点としているWilliam Grant & Sons社はConvalmoreの敷地も所有している。もう一つ蒸留所を増やして(復活させて)ほしいなと勝手な願いを思い続けている。
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Linlithgow(1)
St.Magdalene Distillery(22 September 2005)
Linlithgowのバス停から東へ少し歩いた住宅地にSt.Magdalene蒸留所の建物が集合住宅として残っている。ここは跡地を住宅地として再開発したらしいがキルンとモルトバーンの建物がうまく改造されて人が住めるようになっている。
古い建物を使い続ける英国の人々も蒸留所の土地と建物は持て余すようで閉鎖された蒸留所は再開発のため、完全に取り壊されることが多いように思う。St.Magdalene蒸留所は幸運な形で我々にその姿を今でも見せてくれている。