Tullibardine Distillery(21 September 2005)
StirlingからA9道路をPerth方面へ行ったところにあるBlackfortは広大な敷地を占めるHighland Springの工場とTullibardine蒸留所に挟まれている小さな町。
長い間、閉鎖されていたTullibardine蒸留所だが2003年に地元の投資家グループが今までのスコットランドでの蒸留所経営とは違ったビジネスモデルで再開させた。幹線道路に面しているという立地を生かし、広大な敷地の一部をスーパーマーケットチェーンに貸し出し、蒸留所ショップとカフェを併設して観光客の誘致を行った。
見学ツアーも一般向けとウィスキーマニア向けの2種類用意されている。私はもちろん後者に参加。マンツーマンでガイドしてもらえる約2時間のコースで詳しく説明してもらえる上に製品4種類とニューポットの試飲に加えてウェアハウスで直接樽からの試飲ができるという素晴らしいコース。ウェアハウスで飲んだ1993バーボンカスクと1966シェリーカスクのモルトは究極の味わいだった。Tullibardineのファンが1人増えたことは間違いない。
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Pitlochry(2)
Blair Athol Distillery(20 September 2005)
ヴィクトリア女王のお気に入りだった町、Pitlochryのメインストリートを南に下った町外れにあるBlair Athol蒸留所。古い建物はツタで覆われ、緑の美しい蒸留所となっている。1798年に創業された蒸留所は最古の蒸留所の1つ。現在はBell’sのプレゼンテーションセンターの役割も持つVisitor Centreがあり、見学者を広く受け入れている。Shopで販売しているBell’sの蒸留所限定ラベルがおみやげに最適。
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Pitlochry(1)
Edradour Distillery(18 September 2005)
Pitlochryは小さいながらもシーズンには数多くの旅行者が訪れるScotlandを代表する観光地の1つ。その東側の丘陵地に世界で最も小さい蒸留所、Edradourがある。直線距離で2km程だが道が迂回しているために4kmぐらいは歩かなければならない。4kmぐらいは楽勝と思ったのだが・・・直前に新しく購入したNikonF6を含めて3台のカメラ、6本のレンズを入れたバッグは容赦なく私の体力を奪う。もうそんなに若くないと実感したEdradourまでの道のりだった。